意外と患者さんが、気にしているトイレについて
クリニックの設計・内装において患者さんの目線になって考えていきますと、意外と重要ですが見落としがちなのが、トイレ・パウダールームです。
例えば、予約の取れない飲食店に行った場合、料理も、空間演出も満足いたのにトイレに行った際にすごく清潔感がなかった場合、満足度は減少してしまいます。こんな経験を少なからずしたことがあるかもしれません。
とはいえ、クリニックのトイレを決して豪華にする必要はありません。
清潔感のある温水洗浄便座・パウダールームにして、患者さんへの気配りとしてアメニティグッズを常備してみてください。特に、女性の患者さんが多い皮膚科・婦人科などは、別の空間としてパウダールームを作るのもお勧めいたします。
また、テナント等のスペースにもよりますが、男性・女性別にできるならベストです。トイレも、バリアフリー・車いす対応が当たり前です。些細なことかもしれませんが、この「患者ファースト」が今後のクリニックの集客に大きく関わってくるのは言うまでもありません。
時代の流れにはありますが、「お客様ファースト」というサービス業の要素も重要になってきております。
できることから、クリニックのインテリア等も、こだわってみるもの良いかもしれません。