[metaslider id="78"]
クリニック内装

建築業者との話し合いの重要性

設計・建設業者選び

クリニック・医院を開業するにあたり、印象に大きく関わる内装やデザインはとても重要な要素です。
クリニックは第一に治療の現場ですので、患者さんと先生の導線や患者さんが落ち着ける雰囲気作りなど、その特徴を十分に理解している店舗デザイン会社に依頼をする必要があります。

患者さんにとっても働く人にとっても快適なクリニックを作るには、医療現場のデザインに強い業者に外注する事をオススメします。

打合せの際の注意点

開業準備を進めるにあたっては、設計・建築業者との打ち合わせが必要になってきます。
その場合に重要となってくるのが、打合せの際にご自身の考えや不満などを最初からきちんと伝える姿勢です。

「相手はプロだから」「試しに図面を書いてもらってから」などと受け身な態度でいるといざトラブルになった時に大きな損失になりかねません。

本来クリニックの設計や内装工事は、開業準備において最大級のお金と時間をかけたい部分です。
思い描いていたイメージと、完成後の実際のクリニックとのギャップを極力なくすためにも、ご自身の要望を伝える必要があります。

注意点

コンセプトを伝える

設計に取りかかってもらう前の段階で、開業しようとしているクリニックのコンセプトを担当者に理解してもらわなければなりません。

・どんな診療方針を持っているのか
・診療活動に必要な設備
・コンセプトに沿ったイメージカラー
・使いたい素材
これらをしっかり伝えないと、的外れな図面が上がってくる可能性があり、作りなおしてもらう事は可能ですが追加で時間がかかってしまいます。
図面を書き直す時間がかかる分、スケジュールに遅れが生じ、最悪の場合には開業予定日に間に合わない可能性も出てきます。
頻繁に意見を変えない

先生の考えを伝えるにあたり、先生と業者との間でまとまった話を頻繁にひっくり返さないことが重要です。
前述ではしっかり伝える事が大切と述べ増したが、何度も意見がコロコロ変わるようであれば、自分の中の思いが定まっていないという事であり、業者も対応しきれません。
まずはしっかりと自分の中の思いをアイディアとして煮詰めましょう。

さいごに

要望を伝えることは、通常であれば何も問題はありませんが、始まった建設現場ではトラブルの元になってしまいます。

患者さんの声に耳を傾けコミュニケーションを取るように、設計・建築業者との話し合いにも臨み、開業後も良い形で関わりを続けていきたいですね。