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お役たちコラム

【クリニック経営】スタッフ同士のトラブル

人間関係のトラブルは起こって当然?

職場とはそれまでは他人同士だった人々が集まって毎日仕事をする場所です。
開業しクリニックを経営していけば、遅かれ早かれ何らかのスタッフ間トラブルに見舞われることは間違いありません。

「若い子が続かない」「古参スタッフが高圧的」などよくある話です。
コミュニケーション不足?性格の不一致?どちらにせよクリニックにとって好ましい状況ではありません。
スタッフ同士の険悪な空気はすぐに患者様に伝わり、来院数にも響きます。

忙しいのだからスタッフ同士で解決してくれと逃げ出したくなる気持ちも分からなくはないですが、クリニック内で起こるスタッフ間のトラブルの多くは、院長自身の心がけやスタッフへの配慮で防げます。

院長のリーダーシップが足りないが為に、古参スタッフの頼るところが無くなり、しっかりしすぎた結果の高圧的な態度かもしれませんし、
そのスタッフに新人教育を任せきりにするから若い子も続かないのかもしれません。

しかしそれは院長のワンマン経営をお勧めするものではありません。
厳し過ぎても、逆に甘過ぎても、院内の雰囲気は徐々に悪くなります。
行き過ぎた指導は「パワハラ」だと訴えられかねません。


「諍いはあって当然」というように、開業の準備段階から割り切り、どっしりと構えましょう。
一番大切なのはスタッフの動向に敏感であること。
そして、その遠因を自身の言動に見つけられる客観的な観察力だと心得て下さい。