[metaslider id="78"]
お役たちコラム

【クリニック開業】内覧会でやってはいけないこと

内覧会はお祝いされるだけのものではありません

内覧会はクリニック開業後のスタートダッシュを左右する大切なPRイベントです。
多くのお祝いの花や品、祝福の言葉の浮かれる気持ちはわかりますが油断は禁物です。
地域の人たちとコミュニケーションをとるという貴重な機会です。
どんどんアピールしていきましょう。

NG行動

内覧会において代表的なNG行動をピックアップしていきたいと思います。

平日開催
近い将来の患者さんとなるであろう近隣の方々にできるだけ多く足を運んでいただくためには、やはり土日や祝日に開催が基本です。
スタッフにとっては休日出勤となってしまいますが、このことを理解してもらった上で協力を要請しましょう。
また、当日に関係者の来院見込みが多くあるのであれば、レセプションを設け、内覧会と別にするといいでしょう。
院長はなるべく、地域の方と接する時間を増やせるようにしてください。

分かりやすすぎる関係者
何かと人手のいる内覧会。
業者の営業担当がお手伝いをしてくれる、なんてことはよくあることです。
しかし、スーツを着た人が何人もクリニック内や周辺をうろうろしてては地域の人達にどういう目に映るでしょう。
とても入りにくいです。
地域に開かれてるイメージを作りたいのであれば、お手伝いの営業さんにはラフな格好でお手伝いしていただきましょう。
また、クリニックのスタッフは、この日までにはユニフォームを揃え、普段の診療をイメージさせるような身だしなみで待機しましょう。

お祝いの品を直接受け取らない
内覧会では、昔からの患者様や医療関係者などからお祝いの品や花をいただくことがよくあります。
わざわざお祝いにかけつけてくれる人もいます。
そのお祝いの品を「あとで院長に渡しておきます」と受付が預かってしまうということがよく起こります。
内覧会当日で忙しいなか仕方のないことかも知れませんが、実際そうされた人はどう思うでしょう。
「軽く扱われた」と感じる人もいます。
祝いの品に関しては院長が直に受けとる旨を、あらかじめ周知しておきましょう。
必ず一度手を止め、直接頂き、直接お礼を伝えましょう。

などなど内覧会においてもNG行動はまだまだあります。
「何のために内覧会を開いているのか」をよく考え、その意思をスタッフ全員で共有できていれば防げるものばかりです。

内覧会の意味

「どのクリニックもやっているから」
という理由だけで開催する内覧会に、大した意義はありません。

「開業を幅広く認知・浸透させる」
「地域への仲間入りを果たしたことに感謝の意を表す」
など開催目的を設定しておけば、おのずとそれらに適った行動規範が生まれてくるはずです。