お役たちコラム

【クリニック集患】クリニック・医院における1日の患者数は?

集患予測範囲

クリニック・医院開業するにあたり、診療圏調査を行い、1日当たりの患者数を計算して、事業計画書を作成しなければなりません。
例えば、見込める範囲は1000m圏内。
おおよそ15分(高齢者だと20分)の徒歩圏内にあたり、これ以上の距離からの集患は難しい場合もあるでしょう。

実際にクリニック開業したあと、一日に何人が来院すれば、クリニック・医院は黒字になるのでしょうか?

平均患者数から見えてくること

一般的な内科クリニックの1日の外来患者数は約40人です。
ただ内科でも、小児科であれば1日50人、消化器内科であれば1日30人と、診療科目によっても、診療報酬の点数が違うため、目標とする人数も変わってきます。

たとえば内科患者数が1日40人、診察時間が1日8時間、1時間平均患者数5人の場合
40人(延べ患者数)×25日×12ヶ月=12,000人(年間)
500点(診療単価)×10円×12,000人=6,000万円
年間6000万円が医院の収益ということになります。

医業収益から経費を差し引くと、利益は平均で1,500万円程度になるはずです。
開業の時点で高額な医療機器を導入した医院は、もっと利益は低くなります。

これを1年以内に達成することを目標としてください。
それより達成は遅い場合は経営方針の立て直しが必要と言えるでしょう。

あくまでも患者様第一優先で

クリニック・医院の開業医の年収は、少しの患者数の違いで劇的に変わります。
1日の患者数が1人増えるだけで先生の手取り額は年間約100万円UPします。
だからといって、患者数を増やしすぎても、患者様への対応が疎かになったり、待合室が混雑することで、軽傷の患者様が空いているクリニックに流れる可能性が出てきます。

クリニックのスタッフと患者様のパワーバランスを見極めながら、スタッフの増員や診療時間短縮のための最新医療機器の投入などの試行錯誤が必要となるでしょう。予約システムの導入・待ち時間案内の導入は、これからもっと重要になるでしょう。