誤った人選はクリニックの存続にかかわる?
新規開業のクリニックにとってスタッフ採用面接の重要性は非常に高いものです。
ではどのようにして、選考していくのか?
採用面接の時には残念ながら「猫を被った応募者」が多数います。
初対面の相手に対して自分をより良く魅せようという意識が強く働く状況ですので、その人本来の姿を見極めることはなかなか大変です。
ではつかみづらい応募者を本性を見極めるにはどのようにしたらいいのでしょうか?
「面接時以外の態度も観察すること」です。
面接時間前の受付での態度
受付時間に遅れなかったか
挨拶は出来ていたか
言葉遣いは丁寧だったか
社会人としてあたり前のような項目ですが、出来ない大人もたくさんいます。
上司にはペコペコするが、店員などには横柄な態度をとるような人はこのパターンです。
あらかじめ受付を立てて、病院関係者以外(ご家族や業者など)に協力して貰うといいでしょう。
痛いところを突かれたときの顔色
人間だれしも痛いところを聞かれるとイやなもので、どれだけ猫をかぶっていても眉をひそめたり顔や態度に出てきます。
分かりやすく不機嫌さを態度に出るような人は、患者様からのクレームや繁盛期の忙しさに耐えれず、勤務中に苛立ちを抑えられない可能性があります。
この苛立ちが言葉遣いや態度に現れ、スタッフ同士のトラブルの素ともなり得ます。
自己弁護に走りがち
また、前職を辞めた理由や転職を繰り替えす人に理由にやましいことがある人は、院長やスタッフのせいにして自己防衛に走るものです。
以前の職場をむやみに貶めるような発言を繰り返す人は、これもまた要注意人物です。